ミンマター共和国

概要

ミンマター共和国は現在4つの部族で構成される部族連合である。
共和国は本来7つの部族を有していたが、アマー帝国の侵略によりある部族はほぼ全滅、ある部族は殆どが奴隷にされてしまっている。
現在では故郷の惑星パターを中心とする宙域で独立に成功している。
しかし現在もミンマター人の過半数がアマー帝国に奴隷として囚われている。
また、共和国に合流していない部族も存在し、解放運動は続いている。

目次



歴史

年代 出来事
YC前4614年 惑星マターで四大文明が勃興し、互いの存在を認知
低い技術レベルのため殆ど交流は無かった
YC前2862年 四大文明の科学力が、定期的な貿易が可能なレベルまで発達
四大文明の文化が交じり合い、ミンマター文化を形成
YC前1823年 初めてのミンマター製宇宙船が完成。
その後一世紀の間、3つの星系にその領域を広げた
星系間移動にはEVE GATE崩壊前の古代のスターゲートが利用された
YC前881年 アマー帝国がパター星系に到達
技術力の劣ったミンマター人を拉致し奴隷化を開始する
YC前756年 アマー帝国がミンマターの征服開始する
その日は惑星マターは史上最大の大嵐の直後だった
この事件はDay of Darknessと呼ばれるようになる
YC前20年 アマー帝国がフロル星系第6惑星エアンナを征服
アマー-ジョビ戦争勃発
アマー帝国の大敗北
同年のミンマター蜂起の原因となる
ミンマター蜂起が起こる
アマー人とアマーに協力していた部族は追放される
ミンマター共和国が独立
YC前3年 五大国が共同で国際治安維持組織コンコードを設立
YC0年 ジョビ帝国の巡洋艦ヤジウル上にてヤジウル会議開催
EST(EVE 標準時)が制定される

地理

ミンマターの故郷はパター星系の惑星マターである。
惑星マターには多くの有蹄類が生息しており、肥沃な大草原が広がっている。

他国と比べると商業星系の市場の大きさは劣るが、レンズとヘクという2つの商業星系を有する。


領有リージョン

  • モルデンヒース
  • ヘイマター
  • メトロポリス

首都星系

  • パター

法・政治

全ミンマター人の代表としての共和国議会が存在する。
ただし各部族内の内部問題は各部族内で片付けられる。

政治組織

共和国議会

共和国の中枢であり、最高意思決定機関である。
各部族間の内部問題には基本的に不介入であるが、ミンマター人を代表しての声明や外交はここで行われる。
代表はマラエツ・シェイコー。

共和国司法局

元々は一政府機関に過ぎなかったが、現在ではミンマター蜂起支援で活気づいている。
共和国議会も司法局の行動を容認している。
代表はグラーネルブラガ・イストライレア。

外交・国際関係

友好勢力

  • ガレンテ連邦
  • サッカー部族
  • ORE
  • サーバントシスターズオブイブ
  • ジョビ帝国
  • コンシャスソウト学会

中立勢力

  • CONCORDアセンブリ
  • ガリスタス海賊団

準敵対勢力

  • カルダリ連合
  • シンジゲート
  • モーダスリージョン指令室

敵対勢力

  • サーペンティス
  • エンジェルカルテル
  • アフターマンデート

仇敵

  • アマー帝国

軍・治安維持

共和国海軍

ミンマター蜂起後に、生き残りの反乱軍艦隊を再編し、設立された。
他国軍に比べれば脆弱であるが、高い士気を誇り、巧妙な作戦能力を持つ。
代表はカソラタ・フォネコ。

共和国コマンドー

共和国軍から分裂した奇妙なエリート部隊である。

連盟自由軍

共和国の義勇軍。
カプセラがアマー帝国に死を与え、ミンマターの自由を取り戻すために所属する。
代表はガー・オルガ。

(※勢力間戦争コンテンツ、国家間戦争(Factional War)に参加するために個人又はコープ単位で所属する。)

共和国警備サービス

共和国の警察機関であるが、ニューエデンの裏社会にも強いコネを持つ。
裏社会とは情報交換や闇取引で持ちつ持たれつの関係である。
代表はアドランド・アルスバート。

経済・産業

製造業

エイフィル

クルースアル部族の支援を受けて、有名な生化学者コルビルエイフィル設立した生化学系会社。
研究については秘密主義である。
そのせいか違法なブースター製造の疑いが掛けられている。
現在のCEOはストーウィタード・ハジラート。

コアコンプレクション

全宇宙規模での事業展開をする、ミンマターの大企業。
革新的デザインと費用効率の高い生産手法を武器とする。
現在のCEOはエノックサー・ステイデンテット。

バウンドレスレクリエーション

起業したての新メーカー。
その研究施設からどのような商品が開発されるのか、ミンマター人の中で話題となっている。
現在のCEOはエグベンディク・スケグネイジェンバルール。

鉄鋼業

ミンマター採掘コーポレーション

アマー人の侵攻以前からある、現存する最古のミンマター企業である。
アマーによる侵略後も、アマー人にも有益であるという理由で、占領下の操業を許されていた。
現在は共和国に有益な企業として、宇宙艦隊の建造材料を供給している。

食品業

ネイティヴ生鮮食品

アマー帝国による占領下では、食文化を始めとする、ミンマター文化の徹底弾圧が行われた。
この企業は共和国に新しい食文化を定着させようとする急先鋒である。
現在のCEOはアウダリ・ケオール。

流通業

フリーダムエクステンション

ミンマター宙域随一の船会社である。
ミンマター蜂起後に一時ガレンテ連邦に移住し、両国の親善のために帰国したミンマター人たちが設立した。
ガレンテの輸送会社を手本としている。
現在のCEOはアストルンド・アミルファ。

不動産・建築業

アーバンマネージメント

元官営企業であり、独立時に奪還された土地や不動産の再分配事業を行っていた。
現在は民営化しているが、行政機能の多くを保持したままの半官半民企業と言える。
現在のCEOはアロ・アスリュカー。

シックススキン開発会社

ミンマター共和国の独立後、最初に国土再建事業へ乗り出したのがシックススキン社である。
勤勉で実直な仕事ぶりが有名で、銀河レベルの建設業者へと成長するのもそう遠くは無いと見られている。
現在のCEOはリジェリク・アンソルフ。

娯楽産業

レジャーグループ

刺激的な娯楽施設を運営する。
コルビルエイフィルが大株主である関係で、共和国の裏社会との繋がりも強い。

民間軍事企業

エイニレティ遊撃隊

標的を絶対逃さない凄腕ハンターや追跡者ぞろいだったという伝説的な部隊の名を冠する民間軍事企業。
現在の彼らは偵察や調査を専門とする準軍事組織である。
ただし伝説の部隊に負けず劣らず、記録的な任務達成率の高さを保っている。

クルレファーオーガニゼーション

バリガンクルレファーにより設立された民間軍事企業。
共和国警察とサッカー部族の両方に追われる身であった彼がどのようにして企業設立に至ったのかは定かではない。

サークルオブハスカール

サークルズとして知られる民間軍事企業。
主にボディーガードの派遣を行っていたが、次第に傭兵派遣分野へと事業拡大していった。

サンマターケルコーンズ

最高の価格で傭兵を派遣する民間軍事企業。
「サンマター」は古代ミンマター帝国の言葉で「指導者」、「ケルコーンズ」は古代ブルートー語で「熟練した戦士」を意味する。
共和国軍やサンマターとは無関係であるが、ミンマターでは往々にしてこのような伝統的な言葉の乱用が見られる。

セイカル派遣グループ

辺境コロニーを次々と略奪し、住民を虐殺して焼き滅ぼしたことで悪名高いセイカル氏族が設立した傭兵団。
極度の残虐さと非戦闘員の被害への完全な無関心がトレードマーク。

トロンハダールフリーガード

2人のクルースアル司令官によって設立された民間軍事企業。
海賊のように罪の意識が完全に欠落し、利益と力のみを求めている。
現在の後ろ盾は不明だが、コルビルエイフィルが関わっているとの噂がある。

ミクラムルカ突撃隊

共和国の退役軍人達による民間軍事企業。
周囲への被害を最小限に抑え、施設等の目標の確保を得意とする。

49フェダイーン

ミンマターの七部族を代表する49人の開放戦士が結成したとされる民間軍事企業。
ただし、伝説や言い伝えの豊富なミンマターですら、あまりに荒唐無稽とされる。
しかしその神秘性に惹かれ志願する若者も多い。

生活・文化

惑星マターの環境は遊牧生活を営むには最高の環境である。
EVE GATEが崩壊し、ニューエデンが孤立した後も、惑星マターの住民達は、何世代もの間、共存し続けることが可能だった。
アマー帝国の侵攻までは長らく平穏な遊牧生活を営んでいた。
よって、多くの伝統や豊かな自然、神秘的な言い伝えを持つ。

社会

遊牧生活時代から続く、部族の伝統を重んじる社会である。
都市化進んだ現在でも、部族の伝統と部族間の繋がりを維持し続けている。

ただし、部族社会の負の面として、厳格な身分制度や、農民の小作人制度などが存在する。
各部族は必ず氏族を内包しており、その下に職種や居住地によって分けられるサブクランが存在する。
各部族の部族長は、自身の部族内では莫大な権力を有するが、他部族には通用しない。

教育

教育機関

パター技術学校

有能な共和国の子供に、高い地位に必要な教育を受けさせるために設立された。
それは独立当時の共和国が最も必要としているものだった。
何故なら、アマー帝国に破壊された政府や行政機関を一から作りあげなければならなかったからだ。
代表はユロリン・コーネリ。

(※プレイヤーが最初に所属することになるコープの一つ。ゲーム的には他NPCコープとこれといった違いは無い。)

共和国立大学

ミンマター人実業家を育成するために設立された。
ケイル大学を手本とし、ガレンテ式の教育を行っている。
代表はアランダ・オテウルフ。

(※プレイヤーが最初に所属することになるコープの一つ。ゲーム的には他NPCコープとこれといった違いは無い。)

共和国軍事学校

長い間、共和国の教育制度のお荷物であった。
共和国軍人の多くはガレンテ連邦で訓練を受けていたからだ。
しかし近年、共和国の独立性を高めるために、共和国軍事学校を一流の軍学校にする取り組みが進められている。
代表はアンスター・バート。

(※プレイヤーが最初に所属することになるコープの一つ。ゲーム的には他NPCコープとこれといった違いは無い。)

部族

ブルートー部族

アマー人への憎悪が最も激しい部族である。
諸部族の中で唯一、アマー人とアマター人への戦争継続を主張している。
アマーの占領下で最も苦しめられ、現在も部族の多くがアマー帝国で奴隷にされている。
奇策を好まないが、有能な戦術家や指揮官も多く排出している、民間軍事企業ブルートーヴァンガードを有する。
ブルートーヴァンガードでは兵士派遣だけではなく、傭兵契約の仲介も行っている。

(※プレイヤーが選択可能な部族の一つ)

セビエスター部族

セビエスター部族は機械技術を好む部族で、ミンマターの科学技術の担い手である。
共和国では常に指導者層となってきた部族であるが、度々政敵のクルースアル部族の政治的な攻撃に晒されている。
戦闘工兵に特化した民間軍事企業である、セビエスター野戦工兵隊を有する。

(※プレイヤーが選択可能な部族の一つ)

ヴェロキオール部族

権力争いといったものに関心が無く、日々の暮らしに小さな幸福を感じる部族である。
大規模業者の競争にも関わりたがらず、商業を行うとしても、小規模経営者であることが殆どである。
彼らは前線よりも後方支援向きで兵站網の管理を得意とする。
そのためヴェロキュオール兵站サービスという組織を有している。

(※プレイヤーが選択可能な部族の一つ)

クルースアル部族

彼らは強かな策略家である。
嘘と欺瞞を得意とし、物事を秘密裏に遂行することに長けている。
人付き合いを好まないものも多いが、現在は共和国の指導者層の座を狙っている。
優秀なゲリラ戦士や潜入工作員を排出した、クルースアル機密工作機関を有している。

サッカー部族

ミンマター七部族の一つで、共和国には合流していない。
ミンマター蜂起の後、彼らは故郷の宙域を離れ、先祖伝来の放浪生活を、宇宙で行い始めた。
部族は多くの民を抱えているが、彼らは一箇所に留まる事を好まない。
故に常に巨大なキャラバンを組んで、宇宙を巡り、貿易や廃物回収を行って暮らしている。
ただし、グレートワイルドランドリージョンに幾つかの隠れ家を持っている。

スタークマニール部族

四世紀前のアマー帝国に対する反乱で、ほぼ虐殺された部族。
現在はアマー帝国内に僅かに、コレクション用奴隷として存在するのみである。

ネファンター部族(アマター)

ミンマター七部族の一つで、現在はアマー帝国に属している。
アマー帝国占領下のミンマターにおいて、アマー人とネファンター部族は深い協力関係にあった。
ミンマター蜂起後、ネファンター部族はミンマター宙域を逃れ、アマー皇帝の庇護下に入った。
そして、ミンマター宙域近傍の、アマー宙域に根付き、アマターと呼ばれるようになった。
アマー帝国からは半ば自治的な権限を与えられている。
現在ではかつての同胞であるミンマターと戦争状態にある。

参考文献(サイト名敬称略)

「RACES OF NEW EDEN」 EVE COMMNITY
http://community.eveonline.com/backstory/races/>(アクセス:2014年6月27日)

「EVE Fiction Portal」 EVELOPEDIA
https://wiki.eveonline.com/en/wiki/Portal:EVE_Fiction>(アクセス:2014年6月25日)

「Timeline of New Eden」 EVE英語公式サイト
http://eve.com/>(アクセス:2014年6月27日)

「Backstory」 EVEonlineJP Wiki
http://wikiwiki.jp/eveonlinejp/?Backstory>(アクセス:2014年6月25日)

「EVEONLINE」 ニコニコ大百科
http://dic.nicovideo.jp/a/eve%20online>(アクセス:2014年6月25日)

OLDMAN'S NEST
http://oldmans-nest.jpn.org/>(アクセス:2014年6月25日)

「国家と種族」 EVEONLINE日本語公式
http://eveonline.nexon.co.jp/introduction/background.aspx>(アクセス:2014年6月25日)

その他ゲーム内情報(アクセス:2014年6月25日)

  • 最終更新:2014-07-02 18:53:33

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